4月19日、土、(雨)
AM6時頃目を覚ます、宏政君、朝早いのに来てくれる。お茶一式持参でいれてくれる。9時頃集中治療室に様子を聞きに行く、夜中特に変化は無かったとのこと、CT、レントゲン室へ丁度出るところ、何処へ行くのかと看護婦さんに聞いた時、目が開いたような気がした、レントゲン室から出た時「久子」と声をかけても反応なし。
集中治療室へ帰った後、X線フィルムを見せてもらう。ロビーに戻ると初江叔母さんが来て下さっている。雪江さん、オムツカバーを届けてくれる。名前を書き集中治療室へ届ける。様子聞く、変化無いとのこと。
宏政君、子供の事逐一報告してくれる。親戚関係への連絡も全てとってくれたとのこと、感謝、時少し過ぎに職場に電話し当分の間休ませてもらう旨了解をとる。
13時頃、子供達病院へ宏政君に送ってもらって来る、妻の実家にお世話になっているため、1日1回は家に行き、戸締まりや郵便物等確認するよう指示する。
妻は回復に内かっているのか、悪化しているのかDr.の説明が無いので不安。ただ、何も話の無い事は小康状態を保っているのか、とにかく何もできない何もしてやれない。妻自身の体力と回復力に期待するしかない。ガンバレ、ガンバツテくれ。
ロビーにいても自分は病院に居るが妻は家に居るような気がする。13時30分頃、照政さん来て下さる、孝政君アルトを病院まで届けてくれる。
15時、集中治療室に面会に行く。左半身に震せん有り、両脇に氷嚢をはさんでいる。看護婦さんに聞くと、体温が上昇しているとのこと、室に入る前、「Dr.の説明は無いのか」と聞くと、「そのようなシステムにはなっていない」とのこと、ただ、頼めば説明してくれるだろうとのことなので依頼する。
看護婦は妻を呼ぶのに肩をかなりの力で叩く。「寒いのか」と聞くとうなづいたように見えた。「久子ガンバレ」と言うと手を握り返して来るような気がする、声をかけながら無性に悲しくなり涙か出る。
右足をしきりにあげようとする動作をする。苦しそうな呼吸をすると心電計の脈拍が120程度まであがる。面会後Dr.からのレクチャー有り。CT像に3x1x1cm程度の出血がある。その周囲に若干の浮腫がある。ただ、昨日より状態は良く、基底部の栓塞としては症状が軽いし、これ以上出血が広がなければ命は助かるだろうとのこと。
18時30分、2回目の面会、信幸と智幸に行かせる。看護婦は子供の面会は許可出来ないと言ったが、母親が生きようとしている姿を見せるべきと連れて行く、しかし、私の声にも子供の声にも反応なし、でも、脈拍だけは上昇する、子供は孝政君に送ってもらう。上靴洗い、給食着の洗濯、宿題のこと等指示する。
宏政君Dr.への心付けを用意してくれる、気がつかなかった。
FEAR OF GOD - fear of god nike スニーカー病院のシステム等教えていただく、宏政君と二人で泊。